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田口千晴ピアノリサイタル
2001年5月カザルスホールライブ録音
田口千晴ピアノリサイタル
シュウマン:パピヨン 他
スクリャービン:夜想曲 他
2枚組
SHZ-01715 ¥2,500
Disk1 |
シューマン R.Schumann |
1 |
パピヨン 作品2 Papillonsop.2
ソナタ第3番 作品14 GrandeSonateop.14 |
15:30 |
2 |
第1楽章 Allegro brillante |
08:15 |
3 |
第2楽章 Scherzo : Molto comodo |
05:52 |
4 |
第3楽章 Quasivariazioni : Andantino de ClaraWieck |
06:58 |
5 |
第4楽章 Prestissimo possibile |
07:49 |
Disk2 |
スクリャービン A.Scriabin |
1
2
|
左手のための前奏曲と夜想曲 作品9
Prelude et Nocturne op.9
2つのマズルカ |
02:47
05:28 |
3 |
作品25-3 Mazuruka op.25-3 Lento |
02:03 |
4 |
作品25-8 Mazuruka op.25-8 Allgretto
3つのエチュード |
02:25 |
5 |
作品8-2 Etude op.8-2 A capriccio con forza |
01:46 |
6 |
作品8-8 Etude op.8-8 Lento |
03:35 |
7 |
作品8-12 Etude op.8-12 Patetico |
02:48 |
8 |
ソナタ第5番 作品53 Sonate No.5 op.53 |
12:31 |
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ショパン F.Chopin <アンコール> |
9 |
エチュード 作品25-1 「エオリアンハープ」 |
02:40 |
10 |
エチュード 作品10-12 「革命」 |
02:49 |
11 |
ワルツ 作品69-1 「別れのワルツ」 |
04:08 |
12 |
ワルツ 作品64-2 Valseop.64-2 |
03:23 |
2001年5月15日 カザルスホール Date:15 May,2001/Location:CASALS HALL Tokyo
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P.I.Tchaikovsky
Piano Concerto No.1 op.23
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
指揮:渡辺暁雄
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番
指揮:矢崎彦太郎
管弦楽:東京交響楽団
BCD-98017 ¥2.500
■このCDについて
ある日、先輩や仲間達とワインを楽しんでいる時、「あのプロコフィエフは凄かった」という話になった。
それは12年程前のプロコフイエフの協奏曲第3番のこと。棚の奥からその古いテープを探し出し、おそるおそる聴いてみる。
あの頃の自分が鮮やかに思い出され、気恥ずかしさと共に若々しいエネルギーがふつふつと湧き出るのが感じられた。
プロコフィエフの作品は、ロシアの哀愁を帯びた土の香りと躍動感溢れるリズムにひかれて、学生の頃からよく弾いていた。
協奏曲第3番は決して満足のいく演奏ではなかったが、そのように永く記憶してくださる方々がいることに本当のところ驚いた。
当時はニューヨークでの生活を終えて、帰国してまもなくだった。プロコフィエフの解釈で高名なジョージ・シャンドール氏の教えを
ニューヨークで受けたが、そのエネルギッシュでダイナミックな表現に新たな発見をし感動し弾いているのを今も感じる。
もう1曲は15年前の今は亡き渡辺暁雄氏の指揮によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲。渡辺氏の大きく深い音楽と共に
ジュリアード音楽院のビヴァリッジ・ウエブスター先生とのレッスンが想い出される。ウエブスター先生の弾くオーケストラの
パートに合わせる私のソロ。ウイットに富み暖かなウエブスター先生の一言一言が今もますます重みを増している。
単なる記録としての録音の古いカセットテープだったが、前向きなエネルギーを少しでも感じていただけたら、と形に残すことにした。
■解説
P.I.チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変口短調 作品23(1~3)
指揮:渡辺暁雄
ピアノ:田口千晴
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
1982年6月21日札幌厚生年金会館ホール 主催:札幌音鑑
チャイコフスキーが生きた19世紀ロシアは、西欧文化を積極的に取り入れようとする流れと、あくまでスラブの伝統を重視する人々の対立の中にあった。
彼の最大の功績はこの2つの方向をいわば融合し、ロシアの音楽に新しい道を切り開いたところにあるといえよう。
ピアノ協奏曲第1番は彼の書いた3曲の協奏曲中最も多く演奏されている曲で、最初の部分でピアノの豪放な和音がオーケストラの奏する
主題と共に圧倒的な力強さで奏されるところは見事なもので、全曲にちりばめられたピアノの燦然たる効果や、チャイコフスキー独特の
スラブ的な性格が、時には繊細で美しく、時には非常に線の太い表現力で聴き手を魅きつけてはなさないものがある。
1874年、34歳の時作曲され、当初親友のピアニスト、ニコライ・ルビンシュタインは「全く演奏不可能」と非難したが、チャイコフスキーは自分の信念をまげず・
リストの高弟のピアニスト・ハンス.フォン,ビューローに献呈した。1年後、ボストンでチャイコフスキー自身の初演で大成功をおさめたという。
第1楽章:
アレグロ・ノン・トロッボ・工・モルト・マエストーソ 変口長調 四分の三拍子 古典協奏曲の形式をふんだ自由なソナタ形式。
第2楽章:
アンダンティーノ・センプリーチェ 変二長調 八分の六拍子 三部形式による美しい歌謡楽章。
第3楽章:
アレグロ・コン・フォーコ 変口短調 四分の三拍子 スラブの舞曲のような主題によるロンド形式。
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S.プロコフィエフ ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26(4~6)
指揮:矢崎彦太郎
ピアノ:田口千晴
管弦楽:東京交響楽団
1987年9月15日 日本都市センターホール 主催:S.P.A.東京
この曲は、現代ピアノ協奏曲中で、最も有名なもののひとつで、新古典主義的といえる対位法的な技法を中心としたメカニックな構成をとっている。
プロコフィエフにおいては、技法的な斬新さに土俗的なロシアの国民性と躍動感に満ちたダイナミックなリズムが結合し、生命感溢れる作品となっている。
ロシア革命、第1次大戦と混乱の続く中、シベリア、日本を経由してアメリカに亡命したが、第3番は、その間1916年から1921年にかけて作曲された。
すぐれたピアニストでもあったプロコフイエフ本人のピアノでシカゴ交響楽団との演奏会で初演された。
第1楽章:アンダンテーアレグロ ハ長調 四分の四拍子 ロシア風な旋律の序奏に自由なソナタ形式。
第2楽章:アンダンティーノ ホ短調 四分の四拍子変奏曲形式。叙情的な美しい旋律の主題に5つの変奏がめまぐるしく変わる。
第3楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッボ ハ長調 四分の三拍子ロンド形式。主題は、プロコフィエフが日本滞在中に聴いた長唄「越後獅子」の
音楽からヒントを得たといわれている。
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